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二次エロ画像を見たくなった人向け

とある魔術の禁書目録

「にゃー、ため息交じりとは、ちょっとショックだぜぃ」

382: 名無しさん@ピンキー 2012/12/23(日) 00:36:54.31 ID:7lfCquU6
「はぁっ……」 
 情欲の名残と息切れの残滓を混ぜた呼気を吐きながら、白井はうつ伏せに身を倒した。 
 安い枕と、安いシーツと、それなりのベッドが軽いその身を受け止めてくれる。 
 キルトもかけないその裸身は、湯気を上げていた。 
 情事の直後のシャワー。ビジネスホテルの室温を決めた相手は、低めの気温が好みらしい。 
「にゃー、ため息交じりとは、ちょっとショックだぜぃ」 
 シャワーを浴びる様子もなく、添い寝する様子もなく。 
 精を放ち、ティッシュペーパーで後始末をしてから椅子に腰掛けたままの金髪の男が、言った。 
「……今のは自己嫌悪のため息ですの。貴方の手腕に対する不満では、ありませんの」 
 頬にかかった髪を、襟元に払いあげながら言葉を返す。 
 彼とのコトはこれで3度目。 
 だが名前も、素性もしらない。 
 ただただ、道で行き会い、そのままホテルに入る。それだけの関係だ。 
「男的立場kら言えば、それはそれで凹むものがあるんだぜい?」 
「……」 
 失礼しましたの、とは言わなかった。 
 相手はきっと、碌でもない人種だ。そんな相手に気を使う必要はない。 
 そもそも彼の口調に、自責の念は見当たらないのだから。 
「ひとつ、聞いてもいいかにゃー?」 
「……名前と学校と、能力について以外なら」 
 特に用もなく、道を歩く。そのときに纏う衣は、常盤台のものでなく、普通の私服だ。 
 髪をといてある。きっと、白井が白井だとわかる者は誰もいないだろう。 
「なんで俺と、こんなことしてるんだ?」 
 そう問いかけてこた声は、今まで聞いていたふざけた口調とは一線を画したもの。


引用元: 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 37フラグ目

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God's in his heaven, all's right with the world

275: God's in his heaven, all's right with the world 2012/08/15(水) 02:00:15.06 ID:n3Vt08lm
 学園都市のバスは無公害仕様となっている。 
 大型のバッテリーを積み、無人で操作される、言ってみれば大型のリモコンであるそれは市内の各所を循環している。 
 各学校と各寮とを繋ぐ形のバスが多いため、夕方の帰宅ラッシュを過ぎてしまうと一気に本数が減る傾向があった。 
(ガラガラってなもんだ) 
 その数少ない本数の一本を完全な貸切状態にして、浜面仕上は最後列てあくびをした。 
 外の光景はオレンジ色で夜の帳の匂いもする。 
 普段はバスにも乗らない浜面だが今回はちょっとした理由があった。 
「たまには浜面と一緒に帰りたい。にゃあ」 
 そんな、ちょっとした我儘が書かれたメールを今朝方受け取って。 
 何分、浜面は既に学生という身分から半分ぐらいは足を引き抜いている状態だ。 
 日銭を稼ぐために取得したいくつかの資格は高卒が条件であったため、学校自体に籍は置いているが何かと学校は休みがちだ。 
 それにやはり小学生とは時間的に噛み合わないことも多いのだ。 
 この時間にバスに乗ったのもメールでの指示である。 
「んにしても、フレメアの帰宅ってずいぶんと遅いもんだな」 
 誰に聴かせるというわけでもない独り言。 
 学校で委員会の仕事があるらしい。 
 立派なものだと浜面は感嘆する。 
 ふわふわの金髪の、ボリュームのあるフレアスカートを履いている小さなお姫様が頑張っているのは微笑ましいがそれにしても少々遅すぎではないだろうか。 
 時間にしては七時を回っている。 
 ほとんどのバス停を止まらずに通り過ぎ、フレメアの学校の近くにまでやってきて漸くバスが止まった。 
 フレメアの学校の最寄りのバス停。後部のドアが音もなく開くと軽い足取りでフレメアが飛び込んできた。 
「にゃあ! 浜面!」 
「おう、フレメア」 
 目があった瞬間に片手を上げて挨拶を交わす。 
 私服の学校なのだろう、いつものドレスのようなスカートと膝上まであるロングタイツに引き締まった脚が輝くように美しい。 
 白いブラウスにレース模様のリボンをタイ替わりにしてかつてのフレンダと同じようなベージュ帽を被っている。 
 棒きれのように細長い足にうすく肉がついてきているさまはかぶりつきたくなるぐらいに生命力に溢れていた。 
 背負ったランドセルをくるりと胸元に持ってきて、フレメアは浜面の隣にちょこんと座った。 
「ずいぶんと遅いんだな。なんのイベントがあるんだ?」 
 体育祭である大覇星祭も文化祭である一花覧祭も学園都市全体で行っている。 
 しかしここの学校での何かしらのイベントぐらいあるのだろう、と浜面は軽く考えていた。 
 が。 
「なんにもない。にゃあ」 
 フレメアは済ました顔でそう答えた。 
「へ? じゃあなんでこんな時間に」 
「浜面と一緒に帰りたいから、にゃあ。それに、大体この時間なら誰もいないし」


引用元: 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 37フラグ目

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What an ironic fate! Isn't this romance?

256: What an ironic fate! Isn't this romance? 2012/08/07(火) 12:08:58.37 ID:LW/d9w1L
「歯、磨いてくるね」 
 そう言って風呂場の方へてくてく歩いていく黒夜の後ろ姿を見送って、浜面はベットに横になった。 
 白い背中に筆で描いたような艶のある黒髪が映えていた。 
 以前はその背中に機械の腕を繋ぐためのジョイントが――肌色のカバーで隠されていたとはいえ――確かにあったのだが今はない。 
 一時期、一ヶ月ほど連絡が取れなくなった時に一通り手術して取り除いたのだ。 
 一言の相談もなくの突然の行動に驚いた浜面だったが今は納得している。 
 強さよりも外見を取った、ということだ。 
 女の子らしくてとてもいいことだ。 
 生き急いで短く果てる、のではなく堅実に足を踏んで上を見ている。 
 黒夜海鳥という少女の中の確立すべき基盤が明確に入れ替わったのだろう。 
 両腕が機械で身体を弄ったサイボーグであることは何も変わっていないのだが、最早過去の黒夜とは別人だ。
 その一助に自分が関わっている、と確信することは浜面を酷く満足させた。 
「ずいぶんと可愛らしくなったよな」 
 誰に聴かせるというわけでもなく天井に向かって言葉を吐く。 
 ピンク色の目に優しくない天井は何一つ返事しなかったが、別に構わなかった。 
 そのままごろんと転がって枕元のスイッチを適当に操作して有線放送を選択する。 
 一昔前の洋楽チャンネルを選曲して浜面は再び天井を見た。 
 耳に心地よい音楽のままゆっくり目を閉じる。 
 先ほどの射精の残響のようなものが全身に疲労を染み込ませてそれは心地よい。 
 まだまだ本番はこれからだがこんな時間もまた乙なものだ。 
 浜面は自分が好色だと理解している。 
 それでも無節操に女を抱きたいと思っているわけではない。 
 やはり、可愛いと心から思う女性を抱きたいし満足させたい。できるのならば幸せにしたい。 
 護るために傷つけることができる性格だが、一度護ると決めたものを切り捨てることもできない性格でもある。 
 幸い、皆なんとか納得してくれている、或いはその素振りでいてくれるけれども何時までもこんなことができるのだろうかと不安にもなる。 
 でも、だからと言って、今の黒夜のように明るい笑顔をするようになった少女たちを手放したいなんて思わない。 
 我儘だけれども。 
「おまたー。って、なんか渋い顔してるんだけど、どしたのさ」 
 ぎし、とベットが軋む。 
 視線を遣れば戻ってきた黒夜が華奢なカラダを隠しもせずにしなやかな猫科の動物を思わせるような格好で浜面に覆い被さろうとしている。 
 サラサラの髪がするりと降りて視界を遮った。 
「いや、俺も好き物だなぁってさ」 
「嘘つけ。だったらもっとイヤらしい顔してるって」 
「ホントだぜ?」 
「嘘だよ。どうせまた自分に自信なくしてたんだろ? いいんだよ、こちとら全部飲み込んで抱かれてんだからさ。
 ほかの連中はどうだかわかんないけど、私は納得してここにいるんだよ」 
 見上げると妙に透き通った黒夜海鳥の顔があって、浜面は狼狽する。 
 かつてのように濁った闇色ではなく、オニキスのような複雑極まりない透明な、黒。 
 文字通り吸い込まれそうな瞳には強い意志の光があった。


引用元: 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 37フラグ目

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You look me for another Which brave man is it?

244: You look me for another Which brave man is it? 2012/08/04(土) 07:22:50.70 ID:j9nxaRBS
「うーん、相変わらず節操無いサイズなんだけど」 
 ベットに腰掛けた浜面仕上の股の間に座った黒夜海鳥は何度目かわからない言葉を繰り返して目を丸くする。
 数えるのも馬鹿らしいほどこの状況は経験しているはずなのに少しも慣れない。 
 淫らすぎて単語の方向性がずれているが、新鮮な驚きという言葉が一番近い。 
 到底人体の一部とは思えないモンスターは両手でも余る程大きくうどんのような血管を浮き出させて黒光りしている。 
 触れている両手が作り物でペニスが生もので、そうあるはずなのだが黒夜の心象では人造物とそうでないものとの感慨が逆だ。 
 経験も知識もあっても心象がそうなのだから仕方ない。 
 肩口で乱暴に揃えていた髪は綺麗に整えられている。 
 露出の激しい黒衣装にパーカーの頭部部分を被っていた不釣合いさを今の黒夜は持っていない。 
 三白眼気味の険しい目つきこそ残っているが、険しい顔をしない限り冷たい印象を人には与えない。 
 僅かなファウンデーションと薄目のアイライン、ピンクに近い色のリップ。シルバーのイルカデザインのイヤリング。 
 もうシャワーで化粧は落としてしまったけれども、今日一日はそれなりに愛らしい格好をしていたのだ。 
 小刻みに鼻を動かしながらおずおずとペニスを至極姿はどうにもこうにも絹旗最愛のそれと被る。 
 ほんと似てるよなぁ、と浜面仕上は女性に奉仕させている時に別の女性のことを考えるという失礼極まりない思考を繰り広げた。 
 確かに一日中歩いたし少々汗臭かった。 
 しかしきちんとシャワーは浴びたし身体は隅々まで洗ったのだ。 
 匂いなんて残っているわけがないのだが、鼻を動かされるとどうしても気になってしまう。 
 うずうずとむずかゆい。 
 そう自覚してしまうと勃起がますます固くなった。 
「なんかさぁ、ますます固くなってるんだけどぉ。どれだけ変態なのさ、浜ちゃん」 
 軽蔑がたっぷりこもった視線で上目遣い。 
 揶揄する口ぶりだが瞳に情欲の炎がちらちらと見えていることに浜面は気づいた。 
「で、その変態のちんぽ撫でてるのは変態じゃないのか?」 
「変態かもね。でもそれって浜ちゃんの責任だかんね!」 
 悪戯っぽく、嬉しそうに笑う。 
 その笑顔に一瞬心奪われて怒張が跳ね上がった。 
「ったく、ほんと節操ないなぁ」 
 口ぶりとは裏腹にねっとりとした視線で黒夜がわんぱくすぎるペニスを見つめる。 
 そして赤黒く晴れ上がった亀頭に強烈なキスをした。 
「どうせ昨日絹旗ちゃんにいっぱい抜いてもらったんでしょ? なのになんでこんなに元気かなぁ。 
 タマのなかにはたっぷり溜め込んでるっぽいしさぁ」 
「そりゃ、な。今日の黒夜はかなり可愛かったから精巣が張り切っちまったんだろ」 
 エロオヤジそのもののような台詞回し。 
 だが、可愛いという単語に反応したのか、黒夜が頬を染めて反射的に顔を背ける。 
 黒夜海鳥は容貌が整っている方ではあるが、外見に気を使う方ではない。 
 少なくともそうだった。 
 まともな愛情を受けることもなく暗闇の五月計画の被験者としてモルモットとなり、研究員を殺して追放され、薄暗い路地のドブネズミのように生きて自身の肉体を改造すらした。 
 そうでなくとも置き去りとして親に裏切られた経験が心に深い傷を残している。 
 愛される、ということに理解が及ばなかったし、そのために着飾ることに興味を持たなかった。 
 だが、半ば強引に試着させられてプレゼントされて、女の子らしい可愛い格好で一日デートをして。 
 生まれて初めてといっていいぐらいに黒夜海鳥の今日はときめいていた。 
 もちろん、女であることを自覚した日からオシャレに気を使わなかったわけではないけれども。 
 浜面仕上の手により浜面仕上好みの女に仕立てられることはこれまでと一線を画していたのだ。 
 そんな今日の一日。 
 可愛いと何度も言われたが、それでもどうしても嬉しくなってしまう。 
 それでもそれを正直に表に出すには黒夜海鳥というキャラクターは少々ひねくれ過ぎていた。


引用元: 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 37フラグ目

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Little Little Princess

218: Little Little Princess 2012/07/30(月) 19:24:58.63 ID:cpsxpyie
「いつ見ても超すっごいですねぇ」 
 言われるままに股を大きく開いてベットに腰掛ける浜面仕上。 
 ショートカットの小柄な少女は筋肉のみっしり詰まった太腿のあいだにちょこんとしゃがみ込んだ。 
 デート帰りのホテルの一室。 
 いつもの光景だ。 
 そんないつもの絹旗はいつもどおりに醜悪に膨らんだモノをしげしげと見つめる。 
「シャワーは浴びたはずなんですが、なんか臭うような気がします。興奮してるんですかねぇ…… 
 なんか、馬鹿になっちゃいそうですよ、本当に」 
 すんすんと鳴らして尿道口に端正な鼻を近づける。 
 愛らしい顔立ちには不釣り合いなぐらいに鼻腔を拡げる少女の姿になんとも言えない興奮を浜面仕上は感じた。 
 籠れる鼻息が敏感に亀頭をくすぐる。 
「うわ、超キモイです。匂い嗅がれてビクビクさせてます。キモイです浜面超キモいです」 
「しゃあねぇだろ、絹旗みたいな可愛い子にこんなことされたら男なら誰でも興奮しちまうって」 
 隠し事もなしの台詞に少女は一瞬虚を疲れたような顔をして、直後困惑した顔をしながら頬を染めた。 
 耳元を隠すぐらいの丸いショートカット。 
 整った目鼻立ち。 
 小ぶりだがぷっくらとした唇とすっと通る顎筋。 
 美人というよりは愛らしいという表現こそがふさわしい。 
 絹旗最愛という名前は決して虚飾には聞こえない。 
 そんな少女がシャワー上がりにバスタオルを一枚巻いたままの姿で座り込んでいる。 
「うわうわ、何言ってるんですか、超浜面の癖に」 
 嬉しそうにつんつんと白い指先が亀頭をつつく。 
 その僅かな刺激が明白な快楽電流となって浜面の腰を駆け抜ける。 
 まるで答えのように亀頭が上下に打ち振るった。 
 褒められて嬉しくて、その分気持ちよくさせたいという奉仕の感情が強くなっている絹旗はオスの本能塊のような光景に満足そうに微笑む。 
 それは男が、浜面仕上がどんなに哀れに感じるかを知り尽くしたかのような淫靡な表情だった。 
「えへへ。それにしても浜面の癖にここだけは立派ですよね」 
 他を知らないくせに知ったかのような口ぶりで。 
 指先で亀頭を摘んで絹旗がくすぐったそうに笑う。 
 そのまま先端の尿道口を凝視すれば既に先走りの汁が玉になって浮き出ていた。 
「もう涎が出てますね。超早いです。敏感すぎです、超早漏野郎です」 
 腫れ上がった亀頭と脈打つ竿を人差し指の腹で何度もなぞり上げる絹旗。 
 その度にペニスはぴくぴくと震えて一層膨張し、さらに先走りの玉が大きくなった。 
 我慢汁を育てるようなグロテスクな怒張に美少女たる絹旗最愛は嫌悪感を覚えない。 
 むしろその様が楽しくて仕方がないようだ。 
 年の割に小柄で華奢で、一見すれば小学生に見間違わんばかりの少女が女の顔で自分の性器を弄って喜んでいる。 
 その背徳的な光景に浜面は目眩を起こしそうになる。 
 自分でも驚くぐらいに息が荒くなって鼓動が早くなった。 
 絹旗は淡い色の唇を開いて前に突き出した。 
 開いたアヒル口。 
 それを。 
「……ちゅ」


引用元: 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 37フラグ目

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濃い味付けだと素材の味なんてわかりゃしないんだよ

199: 濃い味付けだと素材の味なんてわかりゃしないんだよ 2012/07/22(日) 17:08:18.51 ID:hoSrXkGM
「今日は第六学区の生徒さんたちに神の慈愛を説くんだよ」 
 アミューズメント施設が集合している第六学区。 
 薄暗い路地を気軽に散歩するような足取りで歩く白いシスターの姿があった。 
 一歩一歩目的の場所に近づくたびに自然と身体が火照ってくる。 
 こころなしが足の歩みが速くなる。ピッチが上がってくる。 
 駆け出しているわけではないのだがそのときはすこしづつ乱れ始めていた。 
「は、早く、いくんだよ……」 
 薄暗い場所で人通りなんてものはない。 
 誰か注目される気遣いも要らない。 
 とろんど瞳を淀ませながらインデックスという名のシスターは一刻も早く目的の場所へとたどり着くことを考え始めていた。 
 軽く肌に汗が浮かんでくるころ、ようやく目的の場所に着いた。 
 薄汚い廃ビルの一室、綺麗に掃除はしてあるがそれでも何処となく誇りっぽい印象を覚える大きな部屋。 
 そこには数人の男たちがいた。 
 一斉にインデックスの方へ視線が向けられる。 
 インデックスは彼らを見て目を潤ませて微笑みながら男たちへと近づいていった。 
「お待たせしたんだよ。今日はみんなよろしく頼むんだよ」 
 口でいつもなりのフランクな口調で挨拶をしながらもインデックスはもう我慢できないとばかりに言葉をつなぎながらも服を脱ぎ始めていた。 
 修道服である。神の娘である契約の証である。しかしインデックスは何の躊躇もなく脱ぎ捨てて下着姿となっていた。 
 下着の股間部分はインデックスの愛液で濡れそぼっていてクラッチ越しに秘部の形が浮かんで男たちの目に晒されている。 
 ブラジャーは最初から着けていなかったため露出しているなだらかな双丘や血管が浮き出るほどの白い肌を男たちは下卑な笑みを浮かべながら舐めるように眺めていた。 
 するり、とパンティが抜き取られる。 
 愛液をすって重くなったそれが糸を引きながら床に落ちた。 
 インデックスの大きく勃起したクリトリスにはピアスの彩りがアクセントとなっていた。 
 本来、十字教徒は己の身体に穴をあける行為を是としない。 
 医療行為は流石に是認するが装飾の意味合いで神より預かった命を宿す肉体に傷をつけることは罪悪とされている。 
 しかしインデックスはむしろその場所を誇らしげに見せつけるように男たちを誘った。 
 男たちも順次裸になる。 
 一糸纏わぬ姿となったインデックスは男たちの輪に入り床に膝を着いて一人の男の肉棒を手に取った。 
 熱く勃起した肉棒を手に感じながら優しく扱き始める。 


引用元: 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 37フラグ目

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この話は多分フィクションです

130: この話は多分フィクションです 2012/06/09(土) 02:24:38.87 ID:Joom/UMh
「ただいまー」 
「…………」 
 いつもなら帰宅早々じゃれ付いてくる筈の後輩が、今日に限って無言のままベッドへ倒れ伏している姿に、美琴は怪訝そうな顔を浮かべる。 
「どうしたの黒子、いつもと逆で気味が悪いわよ」 
「わたくしにも落ち込む時だってあるんですの、うぅ……」 
 そう言いながら枕に顔を埋めている同居人に、美琴は溜息を一つ付くと彼女の傍らに腰を下ろした。 
「何があったのよ、悩み事ならこの美琴さんに話してみなさい」 
「まるであの殿方みたいな口振りですわへぶっ!?」 
 予想外の言葉に、美琴は思わず黒子の延髄へチョップを叩き込んでいた。 
「な、な、何いきなり話題をぶっ飛ばしてるのよアンタは!」 
「イタタタタ……ぶっ飛びそうなのはこちらの意識の方ですわお姉さま」 
 黒子は後頭部を擦りながら気だるく体を起こすと、机の上に散らばっているUSBメモリを指差した。 
 そのどれもが、心なしかうっすらと水気を帯びている。 
「それがどうしたのよ?」 
「どうしたもこうしたもありませんわ。お姉さまとわたくしの睦まじくも激しい愛の物語が詰まったメモリへ、今日初春がお茶をぶっかけて台無しにしてくれやがったんですの。 
 おかげでデータは全損。今回のは二ヶ月掛けて書き溜めた力作でしたから、SS投稿掲示板でも絶賛間違い出来だったのに……」 
「そんな厨二病全開なシロモノがこの世から消えて、逆に安心したわ。 
 というかわたしの名前をしょうもない事でネット上に晒すなアンポンタン」 
「その点はご安心を。登場人物は偽名にしてありますし、初春に頼んでIDからも投稿者が誰なのか探られないよう細工してありますから。 
 それにほら、お姉さまは現役の中二なのですから、バレたところで全く無問題ですの」 
「厨二病なのは私じゃなくてアンタじゃないの! 
 大体そんな現在進行形な黒歴史を人目に触れさすんなや、このおバカ!」 
「ええその通りですわ、わたくしは恋に狂った大馬鹿者ですの!」 
 瞳を爛々と輝かせる『空間移動』の姿に、『超電磁砲』は頭痛いと言わんばかりに首を横に振った。 
「駄目だこいつ、早く何とかしないと……」 
「何を今更、いうのが半年程遅いんですの」 
 文字通り手遅れな狂信者へ溜息を吐きつつ、美琴は卓上にあったまだ無事らしきメモリを一つ手に取った。 
「一体どんなの書いてるのよ……?」 
 そう呟きながら、美琴は『電撃使い』の能力でその無駄に豪勢な金ぴかメモリの中身を読んでみる。


引用元: 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 37フラグ目

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私はアンタの特別になりたい

93: 私はアンタの特別になりたい 2012/06/01(金) 14:33:37.00 ID:r6Z+bnTm
 よくやるよ、という辺りの視線が痛い。 
「なぁ……少し離れてくんない?」 
「やだ」 
 即答即効大否定である。 
 ツンツン頭の上条当麻は右腕に絡まる化粧っ気のない(実際は僅かながらにしているのだが)勝気な少女を振り払えない自分にうんざりとしていた。 
 しかしながらいつものように「不幸だー!」と叫ぶことはしない。 
 実際問題、これを不幸と言ってしまえば周りの同年代の学生たち(男)にぼこぼこにされるだろうし自分でも不幸だと思えないのだ。 
 いつもの大安売りのスーパーである。 
 ぎりぎりに駆け込んで特売を逃すという当たり前の不幸を克服するために絞った知恵は特売三十分前にはスーパーに到着しているという決断だった。 
 これでも少なめに見積もった数字だというところが上条当麻の上条当麻である所以である。 
 財布を落としただの犬の尻尾を踏んだだの、不幸というよりは注意力散漫なんじゃね? という突っ込みのある事柄の多発事項は相変わらずだがおかげでここのところ特売を逃すようなことは無い。 
 もっとも、これには一つ大きな要因がある。 
 上条当麻の成績は若干だが上昇中なのだ。その恩恵として補習の数がぐっと減ったのである。 
 それでも出席日数不足がちの彼が補習ゼロになる日はまだまだ遠そうなのだが、現実問題として彼の生活は楽になった。 
 それこれも腕に絡みついている少女のおかげである。 
 肩口までの茶髪のショートカットに白い花の髪飾り。整った顔立ちは勝気でありながらも優しさを秘めていて上条を見上げる瞳は僅かに綻んでいる。 
 最低でも強能力者以上の能力者でなければ外国の王族であろうとも入学を拒否するという名門常盤台中学の制服を身に纏っていることがますます周囲の目を引き付ける。 
 ましてや彼女が学園都市でも七人しかいないという超能力者の第三位だとわかれば大騒ぎになるだろう。 
 幸いというか、メディアへの露出が多い割にカリスマ性というものに欠ける(というよりは映像では伝わらない健康的な空気が周囲に気づかせない)おかげでせいぜい「あの野郎見せびらかしやがって」程度の視線で済むのだ。 
 もっともそれでも針のムシロであることに変わりは無い。 
 学校帰りに待ち伏せを喰らって「特売があるから先に部屋で待っていろ」と言ったのに「ついてく」と言われた時点で何かしらの違和感は感じていたはずなのに。 
「……御坂」 
「なに?」 
「もう少し離れてくんない?」 
「い・や・だ」 
 もはや何度目だか覚えていないやりとり。 
 とりあえず日用品を買おう。石鹸とかシャンプーとか安いし。と浴槽関係を見て回っている時からこのざまである。 
 制服というのは軍服からの転用だ。本来機能的なものであり欲情を誘うものではない。 
 それでもこれだけ身を寄せつけてくれば御坂美琴の柔らかな肢体を感じざるを得ない。 
 動揺を隠そうとできるだけ視線を合わせないようにしているのだが視線を遮断すれば脳のメモリはどうしても触覚の方に割かれてしまう。 
 肘のあたりに当たる柔らかな感覚に思わず喉が渇く。 
 ツンとデレの幅が激しい彼女だったが一線を越えてしまったことで抵抗が薄くなったのか今日は上条が押されっぱなしだ。 
 加えて特売前の人の多さがそのまま視線に転換される。否応なしに感じ取ってしまう。 
(俺の意識しすぎ……じゃないよなぁ?) 
 視線は「うわ、よくやるよ。爆発しろ」「もげてしまえばいいのに」「上条君。なんで。そんな小娘と」などと上条を告発してくる。 
 二人の顔を見比べて上条の方が下だと品定めする分にはまぁ耐えられるが生温かい視線で「お幸せに」などとくれば上条は思わず悶えてしまうのだ。 
 そんな上条の苦悩を腕に絡む小悪魔は楽しそうに眺めていたりもする。 
 そして上条もそんな少女を独占している現状に酷く満足していたりもするから性質が悪い。 
 やはり御坂美琴という少女は愛らしいし甘えられて悪い気はしない。ただバカップルに上条がなりきれないだけだ。 
 こてん、と頭まで上条の肩口にかけてきて美琴が甘い声を出した。


引用元: 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 37フラグ目

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SインさんとM条さん

40: 名無しさん@ピンキー 2012/05/23(水) 00:23:22.41 ID:5nwVa0UG
SインさんとM条さん 

ある日の夜、学生寮の一室にてインデックスは上条を問い詰めていた。 
「ねえとうま、さっきは誰を見ていたのかな」 
洋菓子のような甘い響きの声はいつになく硬く冷たい。 
詰問を受ける上条はというと、驚く事にベッドの上で全裸のまま正座している。 
正確に言えばインデックスの命令でさせられていた。 
インデックスのほうは歩く教会の修道服を着ているため 
白いシスターの前に座り俯いた上条は罪人にも見える。 
事実インデックスにとって、今の上条は裁くべき存在だ。 
「黙っていちゃわからないんだよ」 
仁王立ちをしているインデックスは上条の顔を見据える。 
だが上条はオドオドと視線を外すばかりでインデックスは呆れたように息を吐いた。 


引用元: 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 37フラグ目

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「何を言っておりますの?」

30: 1/5 ◆/d34KM07wDGN 2012/05/19(土) 00:03:08.80 ID:XcQQDVnq
 白井黒子は困惑していた。 
「何を言っておりますの?」 
 それは、目の前の少年が何を言ったのか理解できなかったから……。 


引用元: 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 37フラグ目

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