373: 容易い罠に嵌る(紫桃)1 2012/06/05(火) 02:06:57.20 ID:LShb0bFh
さつきは紫原を見上げながら、困ったように眉を下げていた。
街中でチームメイトとはぐれ、更に道に迷った紫原を彼らの宿泊しているホテルまで案内したのはいい。
しかし、寄ってけば?と言う紫原の言葉に頷いたのは良くなかった。
珍しく笑みを浮かべる紫原の、その眸に潜む色を確かに認めながらも頷いたのは。
「…ムッく、ん…」
緊張に掠れたような声が零れる。
こうなる事は分かっていたのだ。
「なーに?さっちん」
さつきの両手首をしっかりと押さえつけながら、紫原は応える。
彼女の身を預かるベッドは柔らかく、しかしさつきの気持ちを僅かにも和らげてはくれない。
「は、はなし、て……」
「やーだ」
街中でチームメイトとはぐれ、更に道に迷った紫原を彼らの宿泊しているホテルまで案内したのはいい。
しかし、寄ってけば?と言う紫原の言葉に頷いたのは良くなかった。
珍しく笑みを浮かべる紫原の、その眸に潜む色を確かに認めながらも頷いたのは。
「…ムッく、ん…」
緊張に掠れたような声が零れる。
こうなる事は分かっていたのだ。
「なーに?さっちん」
さつきの両手首をしっかりと押さえつけながら、紫原は応える。
彼女の身を預かるベッドは柔らかく、しかしさつきの気持ちを僅かにも和らげてはくれない。
「は、はなし、て……」
「やーだ」
引用元: 黒子のバスケでエロパロ